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2007年4月30日 (月)

STAX イヤースピーカーSR-003

ある日、私よりはるかに仕事で忙しいはずのN氏、なぜだか仕事の合間にスピーカーや真空管カバーを次々と製作していくのをみてふと思いました。

『そう言えばN氏STAX SRS-2050Aは最近使われていないな。澄んだキレイな音してたのにな。』

何気なくネットで検索してみたら、STAXのドライバーは出力トランスレスのプッシュプル。
すでにこれまでに何人もの方が実践されており、『どうぞ真空管で作ってください』と言わんばかりの回路だとのこと。しかもSTAX推奨回路なる物も公開している方がいらっしゃいます。
発掘!STAXコンデンサイヤースピーカー専用プリアンプ
STAXイヤスピーカー用メインアンプ
Audio DIYer
Stax EarSP

『ならばN氏の持っているSRS-2050Aの前のモデルSRS-2020を中古で購入後、ドライバーを自作できたらきっと楽しいはず。』

このように時間にも財布にも余裕がなく、すでに19AQ5単管ヘッドフォンアンプ+ゼンハイザーのHD497やHD595で全くなんの不満も無く音楽を聞いているはずの私でしたが、『楽しいはず』と思ってしまったらいてもたってもいられなくなりました。
脳汁に支配されたままに、STAXの前のベーシックモデルSRS-2020の中古を購入すべく、Yahooオークションや、中野駅に寄ったついでにフジヤエービック等を覗いていたのですが、残念ながら私に購入出来そうな金額のSTAXのセットはありません。
実はあまりに懐寂しいので、春日無線変圧器の店長さんにトランスを注文する事にしていたのに相談すら出来ない程の状況だったのです。
そうです。私は手ブレ機能防止機能やマクロ機能が付いてブログの更新にも使えそうなデジカメリコーCaplio R5(すでにR6が発売されて旧機種となりました。)を購入してしまったためまったくお金がありません…(量販店のポイントはありますが)
そんな中、無理すれば、もしかしたら、新品で買えそう量販店のポイントが利用できそうなSR-003なるSTAX最低位機種超高級イヤホンの存在に気がつきました。これはポータブル型のセットSR-001MK2のイヤホンをSRM-252A(N氏所有のドライバー)等で使えるPROソケットなるヘッドフォンジャックに変更した物らしいです。

STAX製品全判に言える事ですが、カッコはともかく音質の事となればネットでの評判は格別です。
これは、下位機種となるカナル型イヤースピーカーSR-003すら例外ではありません。
また上位機種のSR-007を持ってる方ですら、普段でもSR-003を使用することがあるとの事。
ワクワクしてきました。果たして、カナル型イヤースピーカーとはどんな物なのか。

そんな中、所用でN氏と秋葉原へ。

私「折角ここまで来たんだからヨドバシカメラでSTAXのイヤホンを見てみましょうよ」
N氏「もう時間ないけど、少しだけならいいですよ。」

さすがに上位機種を持っているN氏。STAXにはかなり興味はあるようです。
気がつけば私には全く不釣り合いな「高級オーディオコーナー」にN氏と二人で立ちすくんでいました。
しかし…ショーウィンドウにはSTAX SR-003の値札も見つかりません。
仕方なく店員さんに聞く事にしました。

私「STAX SR-003という製品の在庫はありますか?」
店員さん「少々お待ちください。」

  …どこかに行ってしまいました。
  …もう。3分以上経ったでしょうか…

こんなにもネットで評価の高いカナル型イヤースピーカーです。単体で購入しようとする人もきっと大勢いるはずです。
もしかしたらかつてのEL91のようにあまりの人気で売り切れてしまったのでしょうか。
そんな不安を覚えつつもいい加減待ちくたびれた頃、店舗内に在庫があるはずという店員さんの返事、
返事とともになぜか5分以上立ち尽くしていたはずの目の前のショーケースの中から箱が…

STAXって箱だけ見ても中身みえないし面白くないんですね。しかもすでにここに来てかなり時間が経っています。
「少しだけなら」と言っていた寛大なN氏でしたがすでに興味はSTAXから逸れています。
(い、いけない。中身。中身…はやく中身をみなきゃ。)

私「これください。」
店員さん「はい。こちらへ」

ということで、時間も無かったので秋葉原ヨドバシカメラにてSR-003の中身をみるべく購入してきました。
しかし、STAXのイヤースピーカーは「ドライバー」が無いと音がならないのです。
実は勝手な妥協案が思い浮かんでいました。太っ腹なN氏に甘え、STAXのドライバは久しく使われていないSRM-252Aを拝借することに。
昨年のHD595の購入で、N氏との 購入合戦ヘッドホンスパイラルにはに終止符を打ったつもりでしたが、最低位機種とは言えこうして私もついに"あの"STAXのイヤースピーカーを手に入れてしまいました。

070428_stax_sr003_01さて…SR-003の中身ですが、写真では見て知っていましたが、改めてみるとやっぱりなんか凄い形をしています。
カナル型は始めての購入だったのですが購入直後付いていたパッドが大きすぎな気がします。
痛いです。

070428_stax_sr_003_02小さいパッドにしたところなんとか耳に入りました。
さっそくN氏のSRM-252Aを借りてエージングしてないSR-003のレビュー(?)を…
なんか…全体的に篭った音で高域は出ず、それでいて低域もまったく出ません。うわぁ。がっかり。な感じです。orz

すかさずN氏に打ち明けたところ、氏曰く『SR-202も最初はきちんとは音が鳴っていませんでしたよ。』とのことです。電気が勿体ないですが、藁にもすがるつもりでしばらく鳴らしっぱなしにしてみました。そして三日ぐらいたってから装着したところ…こんどは付け方がいけなかったのか、無理に耳に入れたら着脱式のヘアーバンドが外れました。orz

070428_stax_sr_003_03このヘアバンドを外した状態では今度は装着感が物足りないので大きなパッドに戻してみました。耳奥まで入れるとなぜか低音が鳴ります。うん。変わりました。全然違います。装着の仕方でも音質が変わるようです。購入直後は装着の仕方にも問題があったのかもしれません。改めて聴いてみると、カナル型のSR-003はN氏のSR-202とはまた違った音ですが、篭った感じがなくなりました。ネットでの評価通り高域はかなり控えめな感じですが、意外と迫力のある低音とともにSTAX特有の解像感も一応あります。それだけでなくカナル型なのになぜか周囲の人の声も聞こえます(笑)面白いです。これはこれで病みつきになりそうです。

2007年4月 6日 (金)

19AQ5ヘッドホンアンプ(10) - Mac mini風真空管ヘッドフォンアンプ

Mac mini風真空管ヘッドフォンアンプ
大変ご無沙汰しております。
ここ暫くの間に、このアンプを設計された告井氏に回路設計の濃いアドバイス(や実験用の数々のアイテム)をいただき、19AQ5単管ヘッドフォンアンプ製作初期よりHPを参考にさせていただいているkleiberさんからも6AN5をいただきました。(低音から非常にしっかりした真空管で、19AQ5やEL91とはまた違った音がします。)
折角ですので頂いた物やアイディアを利用すべく Mac mini風ヘッドフォンアンプ製作以降も19AQ5単管ヘッドフォンアンプの改造に勤しむ予定なのですが、ここのところしばらく改造どころかブログを更新する余裕すらなくなっていました。
19AQ5単管ヘッドフォンアンプの改造を行われているみなさんは真空管のピン切替えスイッチや、柴田食堂さんのLEDを参考にした秘策で種類の違う複数の真空管に対応されているようです。特にN氏は趣味の世界とは思えないほどのハイペースで突き進み、ついには凄い事になっています。
スイッチ切替えがないと真空管の音を聴き比べにくいため、私もこうした改造は非常に気になっているのですが(笑)私はマイペース(というかスローペース)で進んで行こうかと思います。

070324macmini1さて、今更なのですが、Mac mini風真空管アップの内部についてまとめました。このアンプはトランスを交換して部品を余らせている方なら簡単に作成できます。
告井氏の19AQ5単管ヘッドフォンアンプの回路のうち、入力トランス、ボリュームの省略版です。回路図については割愛させていただきます。

070324macmini2まずケースですが、Mac mini風HDDケース玄人志向GW3.5MM-U2を利用しました。中身については、このケースもそのうち本来の余生を過す事もあるかと思いますので大切にしまっておきます。
電源コードは19AQ5単管ステレオヘッドフォンアンプの電源線を放熱用の穴から入れています。
電源スイッチは元の物をそのまま使用しました。
ピンジャックはケースに穴を開けてパネル取り付け用の物をネジ止めしました。
(この四角い穴はプラモデル製作の腕を駆使して磨いてくれたT氏による物です。)
背面USB2.0端子にヘッドフォンジャック、Power(電源ACアダプタ用コネクタ)にFUSEケースを取り付けています。

070324macmini3回路は19AQ5単管ステレオヘッドフォンアンプのままなので、難しいことはないですが、下記のように配線しました。

上部のパネル(化粧板)に取り付けたトランスより、
12Vの線は束ねてビニールテープで化粧板に留め
19Vのヒーター電圧を真空管ソケット3,4に接続しています。
3番ピンに接続した線は19Vの電源はパイロットLED用として下型シャシーへ接続
4番ピンを接続した線はグランドとして下側シャシー側のラグ版の中央(1点グランドとした)へ接続
125Vの線は片方をシャシー側平滑回路へ、もう片方をラグ板のグランド端子へ接続
真空管ソケット、1,2番ピン、よじってラグ板へ5,6番ピンは出力トランスへ接続しています。

070324macmini4下側左側のラグ版は木製のシャシーで以前実験用に使用していたラグ版をそのまま使用しています。ひどい言い訳になりますが、実験中も一点グランドにこだわるあまりに、超芋ハンダになってしまっています。


左側のラグ板の配線は下記のようにしました。
 ライン入力L
 Lバイアス調整用端子
 グランド
 Rバイアス調整用端子
 ライン入力R
組み上げてから気がついたのですが、抵抗やコンデンサーはラグ板を使用せず、真空管ソケットに直接ハンダ付け可能です。

ライン入力LRは100KΩの抵抗でグランドへ接続し、真空管ソケット1番ピンへ
バイアスはLEDは使用せず、4.7KΩの抵抗と、4.7uFのコンデンサーを使用しました。こちらは真空管ソケット2板ピンへ

右側のラグ版の部品・および回路は、ブリッジダイオードを除き19AQ5単管ヘッドフォンアンプオリジナル部品からの流用です。

出力トランスが斜めだといい音が鳴る、とかそういうわけではなく、シャシーのHDD取り付け用の台座をよけて置いた所、斜めになってしまいました。出力トランス用のシャント抵抗はノーマルの100Ωにしています。

ケースに付属のパイロットランプ用のLEDですが、AC20Vのまま1KΩの抵抗を収縮チューブにかぶせてしまいました。

このヘッドフォンアンプ(というか真空管の味付けをするエフェクターですね)意外といい音でなるのですが、ボリュームも無いため他の人に勧められそうにもありません。
また、配線も汚いので里子にも出せない状況です。orz

やはりこのケースには本来の仕事(外付けHDDケース)をして貰わないとダメなのでしょうか。

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