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2007年6月 9日 (土)

STAXイヤースピーカー用真空管ドライバ(5)

070609stax_driverどうやらSR-003に対して12AX7 + 12AU7 の組み合わせではゲインが高すぎるようです。そう言えば、ボリュームツマミを最小からちょっとだけ動かしただけでもものすごい大音量になります。B特性の250KΩのボリュームも相まって最悪です…
負帰還をかければいいのだと思うのですが、GW中と違いなかなか改造する時間がとれません。orz

仕方がないので初段の真空管も12AU7に変更してみました。
4本の12AU7としたところ、多少ゲインが下がり、
SR-003でもボリュームツマミが少し上げられて、
ボリュームツマミをいじった時のの音量が安定するようになりました。
N氏に借用したSR-202だとそれほど問題がないようなので、SR-007やSR-404なら平気かもしれませんね。

先に書きましたが、SR-003だと相変わらず低域が強調されているため調整が必要です。
現在電源トランスレス、容量過多の結合コンデンサといった回路ですが、
安全性の確保と、ある程度バランスのいい音とするのを当面の目標として今後下記のような修正を考えています。

1. 結合コンデンサの交換
0.1uFから当初の回路図通りの0.047uFへ交換
2. 電源トランスの組み込み
 ライン出力をしている上流の機器との接続に危険を感じています。
 絶縁を最大の目的としてトランスを入れようと考えています。
 リップルが減らせれば一石二鳥です。
3. 差動増幅
 位相反転回路をPK分割から差動に変更。
4. 負帰還回路への変更
調整は時間に余裕があるときに…
5. ボリュームの変更
 A特性のボリュームに変更したいですね。

2007年5月13日 (日)

STAXイヤースピーカー用真空管ドライバ(4)

さて、気になる自作STAXドライバー+SR-003のレビュー

私(の心の叫び)「低音すっごー!!!!」
 もう。すごいです。これまでN氏に借りていたSRM-252Aではあり得ない程の増感された低音の量

もう。こうなったら目の前で19AQ5単管ヘッドフォンアンプ限定版を改造しているN氏にSR-202を借りてみるしかありません。
私「すみません。動作確認したいのででっかいヘッドフォン貸してください。」
N氏「いいですよ。はい。」
  N氏は優しいです。N氏も半田付けに夢中だったのにわざわざ取りに行ってくれてました。
私(こんどは叫んだ)「うわーっすっごーい!!!!」(すんごい音圧感です。)
私「出ましたよ。音。音聴いてみてください。」(ついついにやけてしまいながら。)
 とSR-202を手渡しました。
N氏「いいですね。でもなんか金属臭い音がするなぁ」
 慌てて新品のロシア管12AX7と12AU7を探しまくって交換。
N氏「をーすごいですね。私のヘッドホンがこんなにいい音でなるなんて知らなかった。」
N氏「私のドライバー(SRM-252A)はもう解像感感以外勝てないなぁ。」

確かにN氏言う通り解像感は少し劣る気もしますが、N氏のSR-202はぶっとい低域とともに、中域、高域まで鳴っています。
私のSR-003ですが…だめです。SR-202の凄い音圧感の上に抜けのいい中高域を聴いた後では私のSR-003はなんか物足りない気がしてきました。元々SR-003は高域が苦手のようですが、このドライバーの場合、低域が強調されすぎてて高域が埋もれています。
このぶっとい低音はやはり勢い余って0.047uFを使うべき所に全て0.1uFを使ってしまったのが原因なのでしょうか?でもSR-202だと低域がズンズンと強調されすぎているものの中高域もきちんと鳴っています。っていうか凄くいいですね。SR-303やSR-404だともっといいのかもしれません。

SR-003ですが、正常な装着には私の場合少々コツが必要です。一度耳の一番奥まで押し込むと響きません。
装着の時には耳奥の少し手前でとめておきます。このとき『バリバリ』という音の後、低音が反響するのが正解のようです。でも、このアンプにつなげるとその時の音にハム音が少しの間だけまざります。本来は STAX PROバイアスもやはりきちんと平滑しないといけないようです。
仕方がないので平滑回路の降圧したところに4.7MΩの抵抗を接続してSTAX PROバイアスを取る位置を変更したところ、
SR-003の装着時のハム音はなくなりましたが、電圧が低くなったせいか音量がかなり小さく、迫力のない音(メリハリの無い音)になったような気がしましました。
SR-202ではこうした音は出ないのですがSR-003では装着時(や、アゴを動かした時)に聞こえるハム音には妥協してSTAX PROバイアスは一番電圧の高い所からとることにしました。
しかし、今度はボリュームとともに大きくなるハム音が気になり始めました。orz
もっとも通常使用する範囲のボリュームではあまりハム音は聞こえないのですが気になり出したらダメです。

先日は『なんか先に完成されて悔しいな。19AQ5ヘッドフォンアンプの電圧上げるとハム音がするんですよ。』
と言って19AQ5限定ヘッドフォンアンプの改造をがんばっていたN氏でしたが、ゴールデンウィークが開けると。

N氏「いやー300Vのときのハム音とるの。本当に苦労しましたよ。ほら。聴いてみてください。」
と、N氏のヘッドフォンを差し出されました。
私「うっ…いい音ですね…」(本当に迫力のあるいい音です。)

だめです。今度は300VのN氏に先を越されました。
N氏の限定版19AQ5ヘッドフォンアンプ(特改)はものすごい迫力ある音が鳴っているのにハム音がしません。orz

070512stax_a_03それに引き換え私のSTAXドライバー…。

今日になって、ふとボリュームケースをアースしていたのを思い出したので取ってみました。
あ、あれ?ボリューム最大でのハムノイズが消えたようです。
SR-202では迫力の低域が鳴るもの、まだSR-003ではまだ装着時のハム音がしますが現在の回路図はこうなりました。今のままだと低域が鳴りすぎるため、今後はコンデンサーの値を0.047uFに戻していった方がいいかもしれませんね。
070512stax_a_04※1 すみません。入力段の抵抗R15とR16は250K2連の可変抵抗です。
※2 電源回路には抵抗とヒューズが必須です。
※3 22uFの電解コンデンサの代替に耐圧450Vの47uFを2個直列にしています。
※4 47uFの電解コンデンサの代替に耐圧420Vの100uFを2個直列にしています。

ちなみに12AU7側のB電圧ですが、シミュレーター上で500V、テスターによる実測で487Vでした。
まだ抵抗のワット数を間違えて小さい抵抗を使っている所12AU7のプレート側の抵抗があります。
これは物騒なので急いで2W以上に変更したいと思います。

装着時のハムノイズの問題もあるのですが、いずれにしても今のままだと他の機器と接続するときにグランド(アース)の心配をしないといけません。
『電源トランスレスは怖いです。面倒くさいです。お勧めしません。っていうかやめときましょう。』

070502_stax_driver_01さぁ、今度はトランスをちゃんと使えるようにお金ためようっ…

2007年5月12日 (土)

STAXイヤースピーカー用真空管ドライバ(3)

STAX推奨回路
STAXのドライバーは自作出来るらしいというところからSTAX SR-003購入に踏み切ったわけなのですが、いったいSTAX推奨回路ってどんな回路なんでしょうか。
070512stax_a_01こちらの回路図はSTAX SR-3(って39年前に発売ですか…私が生まる前ですね。)のマニュアルでは自作用「アンプ回路図A」として紹介されています。また、ネットでは既にLTspiceにて電気特性をシミュレーションされている方がいらっしゃいました。

Ear_Speaker_Driver
この方は凄いですね。定電流回路のシミュレーションも行った上で各回路の比較検討をされています。

でもこのSTAXの推奨回路、不思議な事にこのままの形で自作されたという方はシミュレーションされている方以外ではgoogleで検索してもなかなか見つけられません。どうやら以前はこの回路図で自作されたかたがいたらしいのですが、近年誰も作っていないのかもしれません。もしかして音悪すぎなのではないかと若干引っかかるものの、他の回路と比較すると部品点数も少ないですし、こちらの回路を作る事にしました。

といっても金銭的都合からスローペースです。前回失敗したショックもすっかり忘れたある日N氏に秋葉原のタクトというお店を教えてもらいました。こちらでは新品の12AX7、12AU7が売られていました。「そういえばSTAXの推奨回路では12AX7 × 2本、12AU7 × 2本だったなぁ」と思い出しました。しかもこの真空管はそれぞれ製造年月0606と0608と表示されています。ロシア製の2006年6月製造の真空管です。賞味期限(?)が切れてなさそうな気がしたのでついつい購入してしまいました。

し・か・し…
N氏「そういえば、○様に聞いたんだけど最近のロシア製の12AX7は音が悪いって…きっとこっちの真空管の方が音いいですよ。」
と、いかにも06年06月製造の真空管と比べると印刷もハゲ、あからさまに古くてボロボロにみえる高い国産の真空管を指さしています。
私「い、いや、もう。今買ったこれだけでいいですよ。お金無いし。」(後から言わなくてもいいのに…orz)

そんなこんなで真空管は手に入りましたが、まだ私には肝心のトランスがありません。このままではヒーター電源も、B電圧も、STAXのPROバイアスもかけられません。とはいえ、折角秋葉原に来たのですがお金がつきたためまた出直しです。
さてどうするか考えました。が、無い頭で考えてても仕方がないのでネットで検索をしたところ、トランスレスなるキーワードがひっかかりました。

ヒーター点火
ただ、12AX7 + 12AX7 + 12AU7 + 12AU7等のように直列にし、負荷抵抗を付けて100Vに直接つなごうとするとどうやら抵抗が熱を持ちすぎてしまうようです。
調べてみると…ヒーター電源は直列コンデンサによる点火が可能らしい事がわかりました。この場合熱はほとんど持たないですむようです。
直列コンデンサによるヒーター点火こちらの方のHPではすでに50V0.15Aの時の適正値を計算されていますが、12V+12V+12V+12Vで0.15Aの時のコンデンサの値を改めて計算すると
 Eac/Ih = √((1/2πfC)^2 + (Eh/Ih)^2)
 f=50Hz、Ih=0.15A、Eh=48v(12V x 4)、 またはIh=1.2A、Eh=6
 C(uF)=477/√(10000-Eh^2)=477/√(10000-48^2)=477/√(10000-2304) = 477/87.7 = 5.4uF
フィルムコンデンサが5.4uF(東日本の場合)あれば交流100Vからコンデンサによるヒータ点火が可能なようです。

高電圧バイアス
コッククロフト回路を含む各種整流回路について詳細に解説されてるページをみつけました。私のアンプ設計マニュアルいろんな整流回路の解説をされているのですが、こちらのコッククロフト回路によりAC100vからB電源やSTAX用の500V+αのPROバイアスを用意する事が可能なようです。

早速ラジオデパートに行き、お店の人と相談してみました。
私「真空管アンプでトランスレスでヒーター点火したいんで5.3〜5.4uFのフィルムコンデンサください」
海神「4.7uFと0.68uFの組み合わせか、xxuFとxxuFの組み合わせ(失念しました)となりますがどちらにしますか?」
私「4.7uFと0.68uFの方でお願いします。あ、手持ちがこれしかないんですけどおいくらですか?」
海神「全部でXXXX円になります。」
私「ではお願いします。でも…これだと下手をするとトランス使った方が安そうですね。」
海神「(苦笑)」

いや、ごめんなさい。余計な一言を口走っていました。
今回トランスレスにすると決めてしまったのは私です…

海神「感電に気をつけてくださいね。プラケースか木の箱を用意するといいですよ。」

海神無線の店長は余計な一言を宣う人間にも優しいかたでした。
しかし、ここの所ケースはYM-200の加工にむきになっていたので他のケースになりそうな物にはまだなんの穴空けもしていません。仕方がないので、前回実験用として穴を開けたYM-200の上半分のケースを使うこととしました。(爆)
しかし、ネットよく調べてみると電源トランスレスの場合にはシャシアースをした状態でコンセントにつなげると、1/2の確立で『ホット』につながり感電するとの事。
(だめです。YM-200の上半分はN氏よりすでに購入済でしたが可能な限り先人の知恵にはしたがっておくように気をつけましょう。)
慌てて東急ハンズに検電ドライバーなる物を買いに走りました。

ヒーター点火用のフィルムコンデンサとは別に耐圧250V47uFの電解コンデンサーをまとめて購入していました。
しかし、LTspiceにて47uFのコンデンサーを使用して4倍圧半波整流をシミュレーションしてみると負荷をかけるとどうにも電源電圧が500Vを超えません。orz
昇圧回路の電解コンデンサの容量に問題があるようです。47uFだと足りません。今の回路だと、
耐圧300V以上の100uFの電解コンデンサ4個
耐圧700〜900V程度の22uFの電解コンデンサ1個
耐圧700〜900V程度の47uFの電解コンデンサ2個
耐圧450V程度の22uFの電解コンデンサ2個
つまり耐圧420V100uFの電解コンデンサだと12個程度必要な勘定です。

070512stax_a_02結果、こんな回路を検討してみました。
回路図上で22uFとしている所は47uFを直列に2個、47uFとしている所は100uFを直列に2個です。

12AU7のB電源を100Vの倍圧整流(280V弱程度)とし、STAX PROバイアス(560V程度)だけ小さなコンデンサで4倍圧整流する事も考えてみたのですが、今度は回路が大きくなりすぎてYM-200に入りきらなくなる気もしてきました。
しかし耐圧が高く、大きいコンデンサ程高い事は身にしみて分かっています(涙)

そんな事を考えていると、どうやらN氏がタイミング良くT氏に部品やさんを教えてもらうということで出かける支度をしています。慌てて一緒に出かけました。
T氏に最後までお金残しておくように釘をさされつつ、初めに低価格で大容量のコンデンサのお店を紹介していただいたのですが、そう。今の私にとって真空管より大切な電解コンデンサーが目の前に(笑)。
勿論、いくら低価格とは言っても高価な買い物となってしまいましたが必要量最低限の分量がいきなり購入できました。
どうやら無理矢理トランスレスにしてももはやトランスを使うのとあまりコストがかわりません。いや、もう。このうなったら意地です。意地。

T氏に最後までお金残しておくようにと釘をさされていた私でしたが、案の定お金が足りず何も買えなくなってしまいました(涙)
私(の心の叫び)『いや、この際他の物は後でいいんです。本当にありがとうございました。(謝々)』

STAXの推奨回路ではカップリングコンデンサが0.047uFとなっています。しかし、どうもカップリングコンデンサは低域に極端に影響するらしいとどこかで知ってしまいました。低域を確保するには容量を増やすといいようです。しかし、今回の回路カップリングに10個もフィルムコンデンサが必要です。
GWに入り、別件で秋葉原をうろついていた時、とある有名店でN氏が(音のいい?)LED欲しさに質問しながら部品選びをしていたところ、ひょんな事から店先にない耐圧の高いフィルムコンデンサを安く出して貰えました。0.1uF600V慌ててまとめ買い(といっても20個程度)です。いやーラッキーでした。
でも12AU7のB電圧確保用の抵抗は買ってません。もういいです。パルスなら1000Vでも耐えるらしいし、お金もないので出来た電源をそのまま供給しましょう。

もう、GW初日は呑みに行ってしまいましたが(爆)二日目を利用して半田付け、目の前でN氏も対抗して限定版19AQ5ヘッドフォンアンプの改造を始めてしまいました。半田付け…(中略)居眠り…春日無線さんに行くと宣言していたのを思い出したのが18時。もう遅いので諦めて半田付け…

時間掛かりすぎですよね(笑)でもなんとか完成しました。
コンセントを差す時には、あらかじめ検電ドライバで光るコンセント(ホット)を調べておき、光らない方(コールド)にアンプのアース側がささるようにコンセントを差し込みます。
動作確認
(1)半端な12AX7と12AU7を2本ずつ差しヒーター電圧を確認。よさそうです。
(2)B電圧を確認。出ています。

それでは自作STAXドライバー+SR-003のレビューは…続く

STAXイヤースピーカー用真空管ドライバ(2)

回路遊び
一旦話はSR-003購入前まで遡りますが、実は先にSTAXの方に専用コネクター(STAX PROソケット SRC-5という型番のようです)の入手が可能かどうか確認していました。しかし、SR-003が手に入ってしまうとすぐにでもSTAX SR-003の音を聞きたくなりました。
07051101_stax_socket秋葉原デパート3Fのコネクターの山の中からTJ1という径2mmのジャックをみつけたのすが、STAXのPROソケットのピンの径は2.5mmでささりません。仕方がないので写真のような改造をしてみました。
(どう考えても危いです。STAX PROソケットが必要です。絶対マネしないでください。)

07051102_stax_driver回路は出力トランスを使用せず、出力トランスの代わりにフィルムコンデンサーを使用しています。
即席でいい加減ですが平滑回路のダイオードの+側に100KΩを付加してSTAXのバイアスとして使用。

構成はこんな感じです。
Mac mini -> DAC63S-mini -> Mac mini風ヘッドフォンアンプ(入出力トランス、ボリューム省略) -> STAX SR-003

さて、Mac miniにつないだDAC63S-miniの出力音量を上げるべく、iTunesの音量を最大にしました。
おおっ。ちっっちゃく音が聞こえてました(笑)
でもこのままだと全く音楽鑑賞できるような回路ではありません。

こんな事をやっている中STAXの方にお願いしていたSTAX PROソケット SRC-5が到着しました。また、都合がいい事にN氏がYM-200の半分を使用するということなので、ケースの黒い方を500円で譲ってもらいました。
07051103_stax_driver実験用にソケット、スイッチの加工したところ、こんな感じになりました。ケースに真空管ソケット、平滑回路を組み込み、N氏の真空管カバーの様にブレッドボードに配線していけばいいのです。が、なんかここまででき上がると実験用のケースにするには勿体ない気がしてきました。

07051104_stax_driver仕方ないのでストックしてあった東急ハンズの「木のハガキ」を使ってこんな物を作ってみました。
ブレッドボード用の端子は鈴メッキ線を銅線に巻き付けて半田付けを行い、収縮チューブを被せて作りました。

07051106_stax_driver手持ちのトランスを使ってとりあえず出来る事をやってみました。
Mac mini風ケースに取り付けた19AQ5単管ヘッドフォンアンプの標準トランスでは5670W3本がヒーター電源の限界らしいです。
コンデンサや抵抗は一応買ったつもりでしたが標準の電源トランスの出力のみ利用だとなかなかうまく行きません。
いろいろ調整したところ、PCのiTunesの音量最大でなんとか普通より小さいぐらいの音量になりました。

でも、ダメです。歪みまくりです。
回路設計はロードラインなる物を理解してから再挑戦することにしました。(涙)

2007年5月 2日 (水)

STAXイヤースピーカー用真空管ドライバ(1)

070502_stax_driver_01前回の記事のコメント欄にて完全に暴露されていますが、おかげさまでもう少々の修正は必要ではありますが夢であったSTAX用自作ドライバが一応完成しました。これをもって長らくN氏より借用していたSRM-252A(SRS-2050A Basic Systemのドライバアンプ)が返却できました。
この回路はほぼSTAXの自作ユーザー向け推奨回路のままの回路で、左側の前後2本が12AX7、真ん中の前後2本が12AU7です。使用している真空管はいずれもロシア製で"06 08"、"06 06"とプリントしてある事から、去年の夏ごろ製造された真空管のようです。

070502_stax_driver_02ドライバをひっくり返した所です。危ないためおしかりをうけそうですが、完全トランスレスで、回路としてはダイオード4本とネオン管を除くとヘッドフォンまで含めて抵抗とコンデンサしか使用していません。
ちなみにフィルムコンデンサーが12個、電解コンデンサーは12個です。

070502_stax_driver_03実験用に穴を開けたシャシー(YM-200)をそのまま使用した事から、デザイン、スイッチ類や信号の取り回し、電源回路のスペースの使い方にそれぞれ無駄がありますが、ラグ版についてはLEDを使用していない事から19AQ5単管ヘッドフォンアンプ・パーツセットより少ない4枚のみで収まりました。

070502_stax_driver_04奥が右ch手前が左chの回路です。フィルムコンデンサーの耐圧は630Vの余裕のあるコンデンサーを使用しています。(最終段の抵抗のワット数を間違えています。危ないです。できるだけ急いで換えます。)


070502_stax_driver_05電解コンデンサーを4本束ねて直接ダイオードを半田付けすることによりAC100Vを4倍圧半波整流(振幅140Vx4 → 560V弱)しています。イヤホンを接続した時のみ小さくハム音がしています。STAX BIASの出力を平滑回路の最終段から取るように修正しましょう。


070502_stax_driver_06STAXから分けていただいたPROソケットです。後で外しやすいように簡単に半田付けしました。

さて、肝心の音は?

2007年4月 6日 (金)

19AQ5ヘッドホンアンプ(10) - Mac mini風真空管ヘッドフォンアンプ

Mac mini風真空管ヘッドフォンアンプ
大変ご無沙汰しております。
ここ暫くの間に、このアンプを設計された告井氏に回路設計の濃いアドバイス(や実験用の数々のアイテム)をいただき、19AQ5単管ヘッドフォンアンプ製作初期よりHPを参考にさせていただいているkleiberさんからも6AN5をいただきました。(低音から非常にしっかりした真空管で、19AQ5やEL91とはまた違った音がします。)
折角ですので頂いた物やアイディアを利用すべく Mac mini風ヘッドフォンアンプ製作以降も19AQ5単管ヘッドフォンアンプの改造に勤しむ予定なのですが、ここのところしばらく改造どころかブログを更新する余裕すらなくなっていました。
19AQ5単管ヘッドフォンアンプの改造を行われているみなさんは真空管のピン切替えスイッチや、柴田食堂さんのLEDを参考にした秘策で種類の違う複数の真空管に対応されているようです。特にN氏は趣味の世界とは思えないほどのハイペースで突き進み、ついには凄い事になっています。
スイッチ切替えがないと真空管の音を聴き比べにくいため、私もこうした改造は非常に気になっているのですが(笑)私はマイペース(というかスローペース)で進んで行こうかと思います。

070324macmini1さて、今更なのですが、Mac mini風真空管アップの内部についてまとめました。このアンプはトランスを交換して部品を余らせている方なら簡単に作成できます。
告井氏の19AQ5単管ヘッドフォンアンプの回路のうち、入力トランス、ボリュームの省略版です。回路図については割愛させていただきます。

070324macmini2まずケースですが、Mac mini風HDDケース玄人志向GW3.5MM-U2を利用しました。中身については、このケースもそのうち本来の余生を過す事もあるかと思いますので大切にしまっておきます。
電源コードは19AQ5単管ステレオヘッドフォンアンプの電源線を放熱用の穴から入れています。
電源スイッチは元の物をそのまま使用しました。
ピンジャックはケースに穴を開けてパネル取り付け用の物をネジ止めしました。
(この四角い穴はプラモデル製作の腕を駆使して磨いてくれたT氏による物です。)
背面USB2.0端子にヘッドフォンジャック、Power(電源ACアダプタ用コネクタ)にFUSEケースを取り付けています。

070324macmini3回路は19AQ5単管ステレオヘッドフォンアンプのままなので、難しいことはないですが、下記のように配線しました。

上部のパネル(化粧板)に取り付けたトランスより、
12Vの線は束ねてビニールテープで化粧板に留め
19Vのヒーター電圧を真空管ソケット3,4に接続しています。
3番ピンに接続した線は19Vの電源はパイロットLED用として下型シャシーへ接続
4番ピンを接続した線はグランドとして下側シャシー側のラグ版の中央(1点グランドとした)へ接続
125Vの線は片方をシャシー側平滑回路へ、もう片方をラグ板のグランド端子へ接続
真空管ソケット、1,2番ピン、よじってラグ板へ5,6番ピンは出力トランスへ接続しています。

070324macmini4下側左側のラグ版は木製のシャシーで以前実験用に使用していたラグ版をそのまま使用しています。ひどい言い訳になりますが、実験中も一点グランドにこだわるあまりに、超芋ハンダになってしまっています。


左側のラグ板の配線は下記のようにしました。
 ライン入力L
 Lバイアス調整用端子
 グランド
 Rバイアス調整用端子
 ライン入力R
組み上げてから気がついたのですが、抵抗やコンデンサーはラグ板を使用せず、真空管ソケットに直接ハンダ付け可能です。

ライン入力LRは100KΩの抵抗でグランドへ接続し、真空管ソケット1番ピンへ
バイアスはLEDは使用せず、4.7KΩの抵抗と、4.7uFのコンデンサーを使用しました。こちらは真空管ソケット2板ピンへ

右側のラグ版の部品・および回路は、ブリッジダイオードを除き19AQ5単管ヘッドフォンアンプオリジナル部品からの流用です。

出力トランスが斜めだといい音が鳴る、とかそういうわけではなく、シャシーのHDD取り付け用の台座をよけて置いた所、斜めになってしまいました。出力トランス用のシャント抵抗はノーマルの100Ωにしています。

ケースに付属のパイロットランプ用のLEDですが、AC20Vのまま1KΩの抵抗を収縮チューブにかぶせてしまいました。

このヘッドフォンアンプ(というか真空管の味付けをするエフェクターですね)意外といい音でなるのですが、ボリュームも無いため他の人に勧められそうにもありません。
また、配線も汚いので里子にも出せない状況です。orz

やはりこのケースには本来の仕事(外付けHDDケース)をして貰わないとダメなのでしょうか。

2007年2月26日 (月)

19AQ5ヘッドホンアンプ(9) - Mac mini風真空管ヘッドフォンアンプ

Mac mini風真空管ヘッドフォンアンプ

実は前回の記事の時点でもう一台分の部品が用意できていました。
19aq5 amp partsしかし、タカチYM-200で19AQ5単管ヘッドフォンアンプを作ってしまってはN氏と併せて4台目の普通(?)の19AQ5単管ヘッドフォンアンプとなってしまいます。そこで春日無線変圧器の店長に出力トランスの位置についてお話を伺ったところ、シャシーを用意された方はハム音に悩まされている事が多いため、実験用の箱を用意するといいという事です。

新規にアンプを製作するにあたって、下記の4点を目標としました。
1.何はともあれ、余った部品が使える事。
2.ちょっと違う回路にすること
3.違う形のケースにすること
4.19AQ5単管ヘッドフォンアンプでは穴開け加工済のケースの配置がハム音対策にはベストらしいこと。

また併せて私の知識不足で真空管の回路図すらまともに読めないこともあわせ、いきなりケース加工をするのには自身がなく、店長に伺った通り下記のようなシャシーを用意して多少実験を行うことにしました。
※※※注意※※※平滑回路の出力は、非常に危険な高電圧の直流回路です。腕に自身のあるかた以外はマネをしないでください。
07022619aq50207022619aq50307022619aq504しかし回路を変更してみると音はなるものの、出力が弱くなかなか上手い構成がみつかりません。
こんな中突然、「食堂の人」が春日無線に見えるらしい。という噂を聞きつけました。(すみませんN氏との間では柴田(ひ)食堂様を以前からこう呼ばさせていただいておりました。)しかも、この柴田食堂さんはMac miniを使用されているらしいです。
こんな時のために買いだめしておいたMac mini風HDDケース玄人志向 GW3.5MM-U2の出番です。目標の「2.ちょっと違う回路にすること」については妥協し、急きょ実験用ヘッドフォンアンプの回路を19AQ5単管ヘッドフォンアンプに似た回路(ボリューム省略、入力トランス省略、バイアス設定用LED省略)に戻し、408Aを差した上で、固定抵抗+コンデンサでバイアス値を設定、この構成でノイズが気にならないことを確かめました。
07022619aq505告井氏の設計はすごいですね。驚いた事にこの写真のように実験基板の移動を行っても通常の音量では問題なく聴けています。しかし、肝心のケースですが、食堂の人がみえるという当日になってもこの実験用ケースのままでした。当日になってやっと慌てて同僚T氏に穴開け加工用の図面を用意してもらい、Mac mini風ケースに貼付け穴開け開始です。実はケースの背面処理がキレイなのはプラモデル製作の腕を駆使して磨いてくれたこのT氏のおかげなのですが、時間がないので今晩は写真を割愛させていただきます。
07022619aq506そんなこんなで24日土曜日、お昼過ぎになってMac mini風ヘッドフォンアンプが完成し、塔が一段高くなりました。

※※※注意※※※Mac miniの上には物を置かないでください。

このデザインならグリーンハウス Mac mini用アンプ内蔵スピーカーシステムにも勝てるでしょうか。なお、質感についてはこの際目を瞑ってください。あと、うっかりMTソケットの4番ピンの途中にハンダが入りこんだようでつっかえるようになってしまいました。orz

そんなこんなで時計を見たらそろそろ夕刻です。
N氏とは「Mac 使ってる人じゃないとウケてくれないですよね。食堂の人帰られてたらどうしましょう。」などと情けない話をしながら「硬い男の約束」を果たしに春日無線へ…

夕方遅くなってしまいましたが、お店に着くと…まだ柴田食堂さんいらっしゃいました。神も教祖様も店長もその他コアな真空管アンプユーザーっていうか製作者の皆さんもいらっしゃるじゃありませんか。
2台ヘッドフォンアンプを持っていきましたが、Mac mini風のアンプをお披露目したところ皆さんにウケていただけ(たような気がし)ます。ありがとうございました。その後、またしても告井氏による電源ケーブル変更実験や、歓談で楽しい時を過させていただきました。

前回、クライバーさんのオペアンプ改造された限定版19AQ5ヘッドフォンアンプの音質にまいっていました。今回はクライバーさんにこのMac mini風真空管ヘッドフォンアンプがいかに空っぽかを自慢したかったのですが今回はお忙しいとのことで残念でした。びっくりのお土産ありがとうございます。まずは今現在EL91専用ヘッドフォンアンプと408A専用ヘッドフォンアンプしかないので配線をなんとかしなくては。

2007年2月16日 (金)

19AQ5ヘッドホンアンプ(8)

19AQ5ヘッドホンアンプ低音強調改造のまとめ

私は現時点ではオシロスコープも録音機材ももっておらず、オカルトかそうでないかは耳で判断する以外ありませんので検証は他の方に譲るとして、これまで行ってきて特に低音強調に影響のあった(と思われる)項目をまとめます。

1.真空管エージング
19AQ5のエージング前は低音がすかすかでした。この球の場合には結構長い間(2〜3週間等)エージングをする必要があるようです。
2.電源トランス変更
強化トランスに変更しました。
3.真空管出力信号線変更
19AQ5からトランスへ向かう6番ピンからの線を極太の単芯線へ変更しました。
4.電源トランス/出力トランスの低振動、低静電化
間に静電シートをいれた上で鉛シート、ゴムシートを使い、筐体のケースで挟み込みました。
5.出力トランスの抵抗値変更
出力トランスの抵抗値を30Ωの物へ変更
これはヘッドホンの種類によって調整が必要なようです。
6.電源ケーブル変更
電源ケーブルをアース線付きの太いこたつケーブルへ変更します。
できたらコンセントを差し込む方向も変えて音を確認してみてください。
7.真空管の変更(EL91の使用)
電源トランスを変更しなかった場合にどういう音になるのかはこちらでは試していませんが、トランス変更後の現在の環境ではEL91が非常に力強い音で鳴っています。
※MT7ピンのソケットの6番ピンをNCとし、7番ピンを使うように変更する必要があります。
また、併せてヒーター電圧約6Vへの変更が必要です。

1〜7のうちどの改造を行っても低音の出力に影響がありました。
日ごろから19AQ5単管ヘッドフォンアンプで低音が物足りないなぁと感じている方にはどれか一つでもお進めの改造だと思います。
低域の強調解像(あ、改造ですね)にあたって、アドバイス大変ありがとうございました。>告井様、N氏

番外編:出力トランス交換
限定キット専用の出力トランスに交換してみました。
OUT-41-357S07021319aq504標準仕様の19AQ5単管ヘッドフォンアンプの改造で、通常手に入らないこの出力トランス OUT-41-357S を使うのはちょっと反則のような気もしますが、物は試しで交換してみました。
まったくおんなじ形のノーマルのトランスと交換しただけなのにもかかわらず、なぜか音が変わっています。
やはり中身が違うようです。音質の変化は19AQ5からEL91への変更程ではありませんが、この出力トランス OUT-41-357S の音は標準のトランスの音と異なり澄んだ低音がでているような気がします。
このトランスが限定キット専用とされているのが惜しいですね。

2007年2月15日 (木)

19AQ5ヘッドホンアンプ(7)

低音中毒…。
前回の改造で、かなり低音が出るようになり心地よい音楽が聴けるようになったのですが、さらに低音を欲する中毒症状にかかっているため、さらに低音を強調した設定を目指しました。

出力抵抗変更
出力トランスにつけている抵抗値を低い抵抗に換えると低音がでるようになるらしいです。
私の使用している、HD595はゼンハイザーのヘッドホンの中では比較的インピーダンスの低いヘッドホンですが、それでもスペックとしては50Ωと極端に低いわけではないため、折角ですから出力抵抗を100Ωから30Ωへ変更してみます。
変わりますねー。先に換えておくべきでした。これまでの変更と相まって19AQ5ヘッドホンアンプはノーマルの状態で聴いた時からは想像もつかないほどのドンシャリ(いや、この「シャリ」の音は悪くないです)ヘッドホンアンプになっています。

こたつケーブルに変更
さて手持ちの部品では次で最後の低音増強改造。こたつケーブル改造です。
こたつケーブルもさらに低音を強調するそうです。

これまでのハンダ付けのみで音質が変わってきた改造に対して、こたつケーブル対応はこたつケーブルが太いことから同僚N氏の極太リーマーでケースの穴を広げないとケース内に引き込めません。

07021319aq505リーマーで電源ケーブルの穴をぐりぐり削り、ぶっといこたつケーブルをケースの後ろから配線できるようにします。写真のコードストッパーですが、ケース取り付け前にこたつ線を入れるのですが、どうにも上手くいれられず、すでにこたつ線対応を行った事のあるN氏にやってもらいました。ビニールテープで先を保護して力技でねじ込むのがコツらしいです。
コンセント側は片側2本ともう片方1本の線をネジ止め。
本体側の配線はアース用の1本は短めに切ってビニールテープで絶縁し、ヒューズ、電源スイッチに接続します。
こたつケーブルは布がほつれるので、切りたい場所や剥いた後はビニールテープで巻いておくといいようです。
※電源周りの接続はこちらをごらんください。

さて、交換が完了したところで早速音質を確認…

なんかまたしてもこれまでと全く違う音が鳴っています。
少し聴いただけですが折角これまで膨らませてきた低音が静かになったような気がします。orz

一緒に聴いていたN氏は「乾いた音に変わってるような。」と言います。
ふと思う事があってコンセントを左右逆にしてもう一度差し直したところまたしても音が変わりました。
あー。いいですね。乾いた低音というか、さっきまでの19AQ5ヘッドホンアンプの音とは全く違う切れの良い低音が出ています。R&Bもいい感じののりで聴けそうです。

ただちょっとここで冷静に考えてみました。
これまで回路上の信号線を単芯線に換えたり、抵抗を変更したことにより低音を強調してきたのに対し、こたつケーブルは電源ケーブルです。電源ケーブルを変えてここまで低音に影響があるなんてどういう理屈なのでしょうか。しかも差しているコンセントは延長コードのテーブルタップです。整流回路にすら殆ど関係があるはずもなく、回路図的にもなんら変わらず、もう本来であれば完全にオカルトの世界かフラシーボに決まっています。
耐熱特性はともかく3本線がよじってあるため、内部回路に対する対ノイズ性能が高いのでしょうか。

19AQ5ヘッドホンアンプ(6)

先日は面白い体験をさせていただきました。
ある日電源トランスの乗せ換えを完了した私はミニ四駆を自慢するがごとく、
(すみません。ミニ四駆はいじった事はありませんでした…)
改造済の19AQ5ヘッドフォンアンプを抱え春日無線変圧器さんにお邪魔しました。
しかし、その直後には挨拶もそこそこにばらされていく私のヘッドホンアンプの姿がありました。
いきなり設計をされた告井氏によるケーブル変更による音質の変化の実験です。

19AQ5 の出力段をエナメル線に変更するとどのような音に変わるのか。
音質に対する考え方は人それぞれです。
一緒に体験された皆さんとても気を使ってか口をそろえて「うん。変わった」としかおっしゃいません。
なぜかはっきりと
「高域が澄んだかわりに、どうしようもなく低音が出なくなってしまった」
と言われる方はいらっしゃいませんでした。

非常に斬新な経験をさせていただきました。
たった一本のケーブルを変えただけで、トーンコントロールを上げたような効果が得られるのです。

ここで一本のケーブルを戻せば元の音になるのにもかかわらず、あまりにもったいない気がしたので数日の間我慢してそのままの状態のアンプで音楽を聴いていました。
自分からやっている事なのにもかかわらず、音楽を聴けば聴くほど低音に飢えていく私がおりました。

「出なくなってしまった低音を出そう」

ということで、告井氏、同僚N氏にアドバイスをいただいて音を聴きながら順番に下記のような改造を行いました。
19AQ5単管ヘッドフォンアンプをおもちの方ならすでにご存じかもしれませんが、低音に飢えている方は参考にしてください。

1.ライン入力信号線張り替え
左右1本づつ 細い撚り線(LANケーブル等)
2.真空管出力信号線
左右一本ずつ太い単芯線へ(ビンテージケーブル等)
07021319aq501真空管の出力信号線のうち片方をビンテージ物の錫メッキ単芯線(AWG22)へ変更
入力信号線のうち片方をLANケーブル(撚り線)へ変更

結構太い単芯線です。針金に布がまいてあります。 聴きやすい音なのにかなり低音が出るように激変しました。

このLANケーブルは解像感を上げるためのようです。
この変化に味をしめ、さらにグリッド-3K間をやはりビンテージ物のさらに太いAWG18単芯線に換えました。
この改造でもっともっと押し出しが強くなったような気がします。
ここまでの調整はケーブルさえ手に入ればめちゃくちゃお手軽です。
ハンダ付けした場所の合計がたった8ヶ所だけです。

3.出力・電源トランス低振静電化
07021319aq502 振動、静電気を抑えると低音がしまるそうです。
 N氏に鉛シールを譲ってもらい、
 鉛シール、耐震マット、静電シートをそれぞれ使用しました。

始め鉛シールはあまりに極端なのではないかと、遠慮していたのですが、貼ってみると、ケースを抑えるのにぴったりです。(というかフタがパンパンに膨れ上がっています)
ケース側に鉛シールを貼り、その上にテフロンシート、その上にトランスをおいて、トランスの上に耐震マットを貼ってケースのフタでがちがちに圧縮してネジどめしました。

07021319aq503また電源トランス用カバーにも鉛シールをはりました。

いやぁ。もう。低音の締まり方、出方がまるで違いますね。
かなりきもち良い音が鳴るようになり、この日は満足して床につけました。

春日無線変圧器の店長&告井様&お客様の皆様
先日はお忙しい中家族ともども大変貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

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